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ドアノブクエスチョン

こんにちは!急に気温が上昇し、暑くなってきました。皆様、熱中症に注意してくださいね。

毎日たくさんの小さなお子さんと保護者の方にお会いできて、スタッフ一同、いつも元気をいただいています。

今日は、日頃みなさんにはお見せしていない、私の「ダメなところ」と「診察室での葛藤」について、少しだけお話しさせてください。

💡 実はとてもありがたく、そして悩ましい「ついでに…」のお話
診察がすべて終わって、お薬の手続きに移ろうとしたその瞬間に、「あ、先生!ついでに思い出したんですけど、実は……」と、新しいご相談をいただくことがあります。

小児科ではこれ、実はとてもよくあることです。
そして、その「ついでに…」の中に、時に私たち医師にとって「えっ、それは今すぐ詳しく診察しなきゃいけない、とても大事なサインだ!」という重要な情報が隠れていることも珍しくありません。だからこそ、私は絶対に聞き逃したくないと思っています。

⏰ 「切り上げベタ」な私のせいで、待ち時間が長くなってしまうこと
ただ、ここで私には大きな、本当に大きな悩みがあります。

私は、自分で言うのも情けないのですが、お話を途中で切り上げるのが本当に下手くそです。
目の前のお母さん・お父さんの不安そうな顔を見ると、「あとの患者さんが待っているから、また次の機会にしましょう」とバシッと話を打ち切ることがどうしてもできず、ズルズルとお話に付き合ってしまいます。

その結果どうなるかというと……待合室で待っている「あとの患者さん」の待ち時間が、どんどん長くなってしまうのです。
体調の悪いお子さんを長く待たせてしまうたびに、診察室で「私の時間配分が下手なせいで、本当に申し訳ない……」と、毎日激しく反省し、胃が痛くなる思いをしています。

🌃 だからこそ、診療が終わった深夜の診察室で
診察室でうまくお話が聞ききれなかったり、時間が足りなくなったりすることへの申し訳なさから、私は毎日、すべての診療が終わった深夜までクリニックに残り、その日に来てくれたお子さんたちのカルテをもう一度すべて見直しています。

「あのとき、もっと良いアドバイスができたんじゃないか」
「今日お伝えした説明で、足りない部分はなかったかな」
「次の診察までに、どんな治療計画が一番ベストかな」

静まり返った診察室で、パソコンとにらめっこしながら、一人ひとりのお顔を思い浮かべて治療計画を練り直すのが、私の毎日の日課であり、残業の理由です。

診察室での私は、時間を気にしてソワソワしたり、うまくお話をまとめられなかったりして、頼りなく見える瞬間があるかもしれません。でも、診察室にいない時間も、私は患者さんのことを考えています。そこだけは安心して、私を頼ってくださいね。

🤝 先生を助けると思って、お手伝いをお願いできませんか?
限られた診察時間を最大限に活かし、外で待つ体調の悪いお子さんの時間を守るために、切り上げベタな私を少しだけ手伝っていただけないでしょうか。

「一番聞きたいこと」は、最初の問診票にぜんぶ書く!
診察室に入った瞬間からそのお悩みに時間をフルに使えるよう、どんな小さなことでも事前に問診票(WEB問診)にメモしておいてください。

同じ質問を繰り返さず、メモや紙を活用してサッと切り上げる!
「よし、理解した!」とサッと診察を終えていただけることが、切り上げベタな私と、次に待っている患者さんへの最高の助け船になります。

日常のちょっとした疑問は、看護師にもお気軽に!
「病気ではないけれど、普段の生活のことで…」というご相談は、診察室を出たあとに当院のベテラン看護師たちにお声がけください。じっくり丁寧にお答えできます!

みなさんの不安を置き去りにしたいわけでは決してありません。むしろ、全員の不安をしっかり受け止めたいからこそ、今の私の力不足では、みなさんの「サッと切り上げてくれる協力」が必要なのです。
(あ、でも病気の診療の流れで気がついたことは一応口に出して下さい。緊急性があるかないか、そこで判断しますので。)

ちょっと不器用な院長ですが、これからもみんなが安心して通えるクリニックを目指していきます。よろしくお願い致します。