待合室の絵本【1】
待合室には沢山の本を置いてあります。そして、月に1~2冊、本の追加を行っています。
7月のおすすめの絵本は、【おこだでませんように】です。
表紙には、怒ったような、なにかをぐっとがまんしているような男の子が描いてあります。
彼の心には、何が願いとしてあるのでしょう。
私はこの本を読んで、胸が締め付けられました。幼い頃の自分、そして自分の息子と重なりました。回りの大人たちが、子どもの心の中の思いと祈りに気がついてほしい、そんな作者の思いが伝わってきます。
七夕、毎年豪雨の時期が重なり、なかなか天の川が見れませんが、心にカササギの渡す美しい橋が架かるような、そんな絵本です。
お子さんにもですが、是非、ご両親に読んでいただきたい絵本です。