現在、平成9年度から平成19年度（1997年4月2日～2008年4月1日）に生まれた女性を対象に、子宮頸がんワクチンのキャッチアップ接種のお知らせが葉書などで届いている頃かと思います。

国は接種漏れ対象者に対し、令和４年４月から公費助成によるキャッチアップ接種を薦めていましたが、来年の春（令和７年３月末）に終了します。

子宮頸がんワクチンの接種回数は３回あります。１回目の接種から２回目の接種まで１ヶ月以上、２回目から３回目の接種まで３ヶ月以上間隔を空ける必要があり、公費助成終了期限に近い時期で接種した場合、以降の接種で公費助成が受けられなくなる心配があります。当院での自費での接種費用は25000円（令和６年６月現在）です。もし3回とも自費で接種となると、かなり高額になります。出来れば、遅くとも今年の夏（令和６年）に１回目の接種を開始しておくことをお勧めします。

詳しくはこちらのサイトを御覧ください。https://www.city.hiroshima.lg.jp/soshiki/72/2951.html

なお、当院では基本的にシルガード９（９価子宮頸がんワクチン）で接種していますが、サーバリックス（２価）、ガーダシル（４価）ワクチンの希望があるかたは事前にお電話でご相談ください。